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【2015 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー】Domaine Roland Pignard ドメーヌ ローラン ピニャール |
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ク リュ・ボジョレーの中でも最高のテロワールを 擁するモルゴン。 とりわけ最上の畑と称される 「シャルム」に隣接する…サン・ジョセフ村。
秀逸なモルゴンを生み出すとして 名高いリューディ「コート・ド・ピィ」と
「シャルム」。
ピニャール家のクリュ・ボジョレーは この「シャルム」から生み出される。
そのシャルムに隣接する「サン・ジョセフ」と呼ばれるヴィラージュ格付けの
村は花崗岩の基岩に(花崗岩が風化した)砂岩、砂、大理石の混じる表土を
持つ土壌。 この区画からヌーヴォーの葡萄は生み出され、ビオロジックで
丁寧に栽培される。
同家の畑は現在アグリコール・ビオロジックを取得。
エコセールも取得中で、ワインは既に評価が高い。
掲載されるだけで意義のある「Vin Bio」誌にて「モルゴン・ナンバーワン」の
生産者として注目を集める。 地域全体でも上位に入るボジョレー屈指の
造り手である。
現 当主で2代目と比較的歴史は浅い。モルゴンの他、レニエ等、7ヘクタールを
所有する。
醸造過程では、一切SO2は使用しない。
最終的にビン詰する前に加えるSO2は、10mg/L
少ないといわれる作り手でも30〜40mg/L(極限まで制限された分量である)
「ドメーヌが所有するとても痩せた土地を誇りに思う」というローラン氏。
それは樹勢が強い ガメイ種にとって人為的ではなく、自然に収量が落ちることが
大切だと理解しているから。
葡萄樹はしっかり管理し、鋤起こしも2010年からは馬での耕作である。
ビオの畑らしく、土壌はふかふかで葉の一枚一枚も輝くような緑色を呈する。
こうしてローラン氏の手で育まれた葡萄は、最上のボジョレーへと仕上げられる。
高地故の酸味と土壌からくるミネラル間を持つ同家のボジョレーは、軽くしか
フィルターを かけないせいか、果実の凝縮度も高くエレガントで、滑らかな質感を持つ。
ビオらしくアタックの果実味も穏やかで柔らかことが特徴である。
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